2017年10月15日夜9時スタートの陸王
半沢直樹などをの著書でおなじみの池井戸潤さん原作です。
日曜9時ということろからも、ハングリー精神からくるサクセスストーリーが
期待出来そうですね。
また今を代表する竹内涼真さん演じる役どころにも注目してみました。
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陸王あらすじ
役所広司さん演じる老舗足袋製造会社の社長は、足袋の需要の先細りから
資金繰りに頭を抱えており、銀行融資担当からも新しい事業を手掛けるべき!
とアドバイスを受けます。
そこで考え導き出した答えが、足袋製造会社の技術を集結して作成する
裸足感覚のランニングシューズの開発。
このランニングシューズの開発に最も関わってくるのが竹内涼真さん演じる茂木。
茂木は学生時代に箱根5区を走ったこともあり、実業団でも期待の新人。
がしかし、ある国際大会で足を痛めてしまいます。
痛めた原因が走るフォームにある!とフォーム改善をしていく中、
裸足感覚ランニングシューズと出会い開発に携わっていく・・というもの。
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ランニングはフォームとシューズが大事!
世の中まだランニングブームが続いていますが、
ランニングで重要なことは何だと思いますか?
私もなんちゃってランナーのはしくれ。
走り始めて2~3年は故障知らずでしたが、距離が走れるようになるにつれ
故障が出てきてしまいます。
故障した個所を無意識に身体がかばっているので、今度は別の個所を故障します。
故障を治療するため、整形外科・整骨院・アスリート専門マッサージ・鍼灸と
いろいろ試しました。
施術が終わってしばらくは良いのですが、必ず再発します。
そこでランニングシューズコンサルタントという方の
「人間は二足歩行の動物で身体の全体重を足、足の裏で支えている。この考えを理解しないと
故障は治りません。ランニングをするならまずは自分に合ったシューズから」
という講義を受けました。
座学だけでなく、身体を使ったシューズの影響の講義もあり、
シューズコンサルタントの方にシューズを選らんでもらってからは、
故障がほぼなくなりました。
もちろん、フォームの改善も今まで以上に取り組んだ事も影響していると思いますが。
この陸王の内容を見た時、ランニングがしたい!走りたい!でも故障していて走れない・・・
というランニングを愛する人たちへのアドバイス要素も詰まっているように感じます。
これは単なる会社再建サクセスストーリーの域を超えたストーリーだと思っています。
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陸王での竹内涼真の役作り
今日も走るよ…たくさん☺️☺️
#陸王#陸王履いてるよ pic.twitter.com/sqmkTgHdg1
— 竹内涼真 (@takeuchi_ryoma) 2017年10月4日
竹内涼真さん演じる茂木裕人役は200人からのオーディションから選ばれました。
役どころが箱根駅伝5区を学生時代に走ったという学生エリートアスリート。
箱根5区と言えば、「山の神」
まだ記憶に新しい青山大学卒業・コニカミノルタ所属の
神野 大地さん
が3代目山の神ですね。
「山の神」神野加入でコニカミノルタが9回目のVへ https://t.co/0WwUPeXFjF @nikkansportsさんから
— stg(宗太郎峠) (@soutarou_t) 2016年12月28日
神野くんの走りには本当に5区走ってるの?と思わせる素晴らしい、人を惹きつける走りが
そこにありました。
この箱根5区
ご存知だとは思いますが、別名 山登りの5区と言われ高低差はなんと873m。
全体の平気勾配は3.1%(下りの含む)
ここを走った選手を演じるのですから相当なトレーニングが必要です。
竹内涼真さんはサッカーをやっていて、東京ヴェルディのユースに所属する腕前。
プロを目指していたということから相当な身体能力の持ち主なのは間違いないですね。
オーディションから6か月、竹内涼真さん含め陸上部員役は
青山学院大学陸上競技部長距離ブロック監督の原晋氏のもと
青山学院陸上競技部の部員と共に「青トレ」を含む練習を行っていました。
「青トレ」とは
体幹トレーニングの重要さを強く感じていた原監督がコアトレーニングの専門家に依頼して、
新しく作られたトレーニング方法です
終わり
お疲れした☺️ 帰りましょ#陸王 pic.twitter.com/EYJtg7wP83— 竹内涼真 (@takeuchi_ryoma) 2017年10月9日
青学の選手たちでも最初の基本動作を自分の物にするまで半年かかるという「青トレ」を
過保護のカホコの撮影の間にこなしていたそうです。
しかも過保護のカホコでの美大生の役とも重なっていたことから、あまりしっかりした
体つきになってはいけない。ということで、こちらの方でも気を使いつつ
トレーニングを行っていたそうです。
竹内涼真が演じるモデルは誰?
さて、そんな竹内涼真が演じるモデルは実在の人物なのでしょうか?
竹内涼真が演じる茂木と、ある実在するオリンピック選手の経歴が非常に似ていますので
順に追っていきます。
竹内涼真さん演じる茂木は学生時代箱根駅伝5区を走ります。
モデルとなった方は学生時代箱根駅伝2区を走ります。
駅伝では箱根駅伝2区は花の2区と呼ばれる区間で、最も距離が長く1区を終えたばかりで
あまり大差が付かない中母校のタスキをつないでいく区間であり、
コースのラストに待ち受けているアップダウンがキツイため、
駅伝の中でもエース級をオーダーする期間です。
そして5区ですが山登りの5区として、見ごたえ十分であり山の神も生まれることから、
やはりエース級をオーダーしてきます。
駅伝の魅力十分なところを走るエース!という共通点。
茂木は卒業後「ダイワ食品」という実業団に入団
モデルは「ヱスビー食品」という実業団に入団
もうそのオリンピック選手はお分かりですね。
マラソン解説や、バラエティでも活躍中の
瀬古 利彦さんです。
茂木は国際大会でけが
瀬古さんはロサンゼルスオリンピックに向け、ヨーロッパで練習中に不注意から大けが。
と、やはり「けが」に悩まされます。
やっとの思いで出場したロサンゼルスオリンピックでは14位と振るいませんでした。
原因を調べたところ、ランニングシューズの重要性に気づいて、軽量化シューズを
アシックスにオーダーします。
茂木のモデルは瀬古 利彦さんでほぼ間違いないと思います。
まとめ
陸王で竹内涼真が演じる茂木は、瀬古利彦さんと共通点が多いことから
瀬古利彦さんがモデルと思われます。
ランナーはやはり、足・シューズとフォームを見直していくことで故障も少なくなり、おのずと結果も付いてくるのではないでしょうか。
ランニングを愛する者の一人として、色々な側面からこの陸王を見ていきたいと思いました。