今日はすき焼き!と聞くと一昔前はちょっと高級!というイメージがありましたが
最近ではお肉もお手頃な値段で手に入るので、作りやすくなりましたよね。
また、すき焼きに玉ねぎを入れるときの切り方や、長ネギをプラスすることで、
味に変化が出てグッと美味しくなるんです。
調理師免許を持つ私が、その玉ねぎ切り方や,
長ネギを入れたおいしいすき焼きレシピを紹介します。
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すき焼きに玉ねぎ?
すき焼きの具材といえば
牛肉
キノコ
春菊
白菜
しらたき
でしょうか?
どれもすき焼きには欠かせない具材です。
これに我が家ではこの中に玉ねぎがプラスされます。
玉ねぎを入れる・入れないとあるようですが、私は断然玉ねぎを入れる派です。
玉ねぎを入れることによって、甘味が増します。
また切り方によって、すき焼きの味も全然変わってくるのですが、
それにはちゃんとした意味があるんです。
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すき焼きの玉ねぎの切り方はどんな風に切る?
野菜の切り方には、輪切り・乱切り、銀杏切り、短冊切り、くし切・・・など
数多くの切り方があります。
これはそれぞれの料理に合わせていることはもちろん、料理を目で見て楽しむ!という点からもきています。
しかし、一番の目的は料理を口に入れた時の、歯ごたえや
味の伝わり方ではないかと思うんです。
その歯ごたえや味の伝わり方に大きな影響を与えるのが
切り方です。
野菜に限らず、食べ物には繊維というものがあります。
繊維に沿って切る。
繊維を断ち切ってる。
よく言われる言葉ですよね。
これって一体どういった事なのでしょうか?
玉ねぎで見てみると
キャンプ場や河原でバーベキューをするとき、玉ねぎはどんな切り方をされていますか?
ほとんどが輪切りですね。
輪切りは玉ねぎの繊維を切る切り方で、柔らかくて噛みやすく、スジも残りません。
バーベキューだからなんとなく輪切り・・・と思っていたらキチンと意味があるんです。
では、すき焼きに入れる時はどんな切り方をしていますか?
我が家ではくし切りです。
くし切りは、繊維に沿って切る切り方で、輪切りに比べて焼いたりしても
比較的崩れにくいです。
またツルんとした食感があります。
すき焼きの味を染み込ませるとより一層美味しくなる玉ねぎは、形も残るくし切りがお勧めです。
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すき焼きに長ネギを入れると美味しくなるレシピと美容効果?
私はもともと長ネギが大好き!
長ネギは1年中スーパーなどに出回っていますが、旬は11月~2月です。
お鍋の季節に旬を迎えるんですね。
さて、すき焼きに長ネギを入れる場合ですが、やはりここでも長ネギは繊維を断ち切るように
斜め切りします。もちろん緑の部分も切っておいてくださいね。
長ネギは、そのまますき焼きに入れても十分すぎるくらいいいお仕事をしてくてますが、
すき焼きに入れる前にちょっとひと手間。
長ネギを油を引かずに焼き色を付ける程度に焼いてください。
焼き色を付けることで香ばしくなった長ネギを入れることで、すき焼きの深みが増します。
そして、この焼き長ネギ、
美容効果もあるって知ってましたか?
ネギは焼くことによって抗酸化力が2.5倍に増えます。
抗酸化力ってあまり聞きなれない言葉ですよね。
この抗酸化力、簡単にいうと
身体の中が酸化して、動脈硬化などの生活習慣病を起こさせるのを
防いでくれる働きのことです。
なんて働きものなんでしょうか。
美味しい上に身体にいいなんて、出来る子です。
ちなみに抗酸化作用の一番高い食べ物ってなんだと思いますか?
バナナなんです。
朝からネギはどうも・・・という場合、
熟したバナナは消化も良いですし、時間がない朝でも手軽に食べられますのでいかがですか?
まとめ
すき焼きに入れる玉ねぎの切り方は、繊維を断ち切るくし切りがお勧めです。
また長ネギを入れる時は、一度焼き色を付けてからすき焼きに入れると、味も深くなり、
美容効果も高まりますので、ぜひ試してみてくださいね。