平昌オリンピックが2月9日から始まります!
韓国ですので基本時差の心配はありませんが、平日もはさみますので、
どの競技に注目して応援するのか、スケジュール取りは結構大事です!
そのなかでも私が注目しているのが、男子フリースタイルスキーです!
モーグルとは、フリースタイルスキーの競技で、雪山の斜面を滑り降り、
ジャンプの技術やスピードの速さを、「ターン」「エア」「スピード」の3項目で競います。
長野オリンピックからソチオリンピックまで、5大会連続出場・入賞した、上村愛子選手の出場競技と言えば、「あぁ!あれね!」となる方も多いのでは?
雪山をハイスピードで滑るだけでなく、かなり高さのあるアクロバティックなジャンプ!!
フリースキー種目の中でも私は一番興奮する種目です!
平昌オリンピックのモーグル男子出場枠は30。
その内、日本代表枠に充てられているのが4枠。
出場選手30人のうち、4人が日本人なので、
簡単に割合で表すと、平昌オリンピックスキーモーグル男子出場選手全体の
約13%が日本人、ということになります。
この割合の捉え方はそれぞれですが・・・私としては、モーグル男子で、
日本人がメダルを獲ってくれるのではないかと思っています!
ということで今回は、モーグル日本代表男子の放送日程から、
代表4選手のプロフィールと、勝手にメダル予想までしちゃいたいと思います。
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平昌オリンピック モーグル日本代表男子 放送日程
まずモーグル男子競技の放送日程ですが、、、
予選 2月9日(金) 11:45~12:30
決勝1 2月12日(月) 19:30~20:00
決勝2 2月12日(月) 21:00~22:50
2月9日からということで、開幕日初日にはもう、予選が始まるんですね!
ちなみに・・・平昌オリンピック開会式は、9日の20:00からの予定ですので、
開会式が始まる前に、もう競技を始めちゃうものなんですね。
開会式のパレードの際には、既に予選敗退となってしまっている選手がいる、
ということです・・・うーん厳しい・・・。
上記の日程で行われ、その詳しい進み方ですが、
2月9日 予選日
出場選手30名から、決勝進出は20名
予選1回目・・・出場選手30名全員が滑走、上位10名が決勝進出。
予選2回目・・・残り20名が再度滑走、上位10名が決勝進出。
日本人選手の滑走は、最大で2回。
2月12日 決勝日
出場選手20名、メダル確定。
決勝1・・・出場選手20名が滑走、上位12名が次戦へ。8名敗退。
決勝2・・・1戦目 決勝1で勝ち残った12名が滑走、上位6名が最終戦へ。
7位、8位の入賞者が決定。
・・・2戦目 ファイナリスト6名が滑走、順位確定へ。
日本人選手の滑走は、最大で3回。
というスケジュールで進みます。
滑走順ですが、初回の滑走順は抽選で決定。
そして、二回目以降は、前回滑走得点が低い順からスタートですので、
高得点選手ほど後からの滑走となります。
このことから、後から滑るほうが有利なのかなぁ・・・なんて思いましたが、
得点は、合算形式ではなく滑走ごとの点数で競うので、その時その時の、
一本勝負となります。
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平昌オリンピック モーグル日本代表男子 プロフィール
それでは、気になるモーグル日本代表男子の選手プロフィールを見て行きたいと思います!!
平昌五輪代表メンバーの一部が記者会見しました。
(左から)#田原直哉#村田愛里咲#堀島行真#西伸幸#原大智#遠藤尚 pic.twitter.com/nMAreYIwo5— Yoshihiro Ezure/江連能弘 (@ezurey) 2018年1月22日
(右から順に、遠藤選手、原選手、西選手、堀島選手)
堀島 行真 選手 (21歳)
岐阜県池田町藤代出身。中京大学。
現在、男子モーグル界で、一番の難易度ランクとされているジャンプ
「コーク1080(テンエイティー)」と「ダブルバックフルツイスト」の両方を
使いこなす、というトンでもない逸材!
「コーク1080」は、身体を水平まで傾けた状態で3回転!
「ダブルバックフルツイスト」は、伸身後方1回転2回ひねり!
・・・とまぁ、両方とも、とにかく凄い技です。
“スキー界の新鋭”と言われている堀島選手!
1月20日にカナダで行われたW杯で、初優勝しています。
この大会は平昌オリンピック前の一番最後の公式大会ですので、
ピッタリと調子を合わせてきている選手なんじゃないかと思います!
オリンピックへの意気込みについても、
「金メダルを獲って、応援してくれている方の期待に応えたい」
出典 http://www.sankei.com/smp/west/news/180122/wst1801220089-s1.html
と語っていたそうで、ハッキリと金メダル狙いを明言!
心身ともにノッている選手です!
遠藤 尚 選手 (28歳)
千葉県船橋市出身。忍建設所属。
オリンピックは3度目の出場となります。
3歳の時に福島県猪苗代町へ移住し、
スキー名門とされている福島県猪苗代高等学校を卒業しています。
堀島選手同様、「コーク1080」を持ち技にしている選手。
178cmの長身を活かしたターンも世界トップレベルとされています。
怪我に悩まされた選手で、直近の3年間は、怪我により全てのシーズンで
途中離脱しています。
今季引退を表明していることもあり、
「応援していて良かったと思えるような活躍をしたい」
出典 https://www.asahi.com/sp/articles/ASL1W00RML1VUGTB010.html?ref=amp_login
と語っているとのこと。
怪我で思うようにプレーできなかったシーズンの悔しさを味わい、
今回が現役最後の大舞台。個人的には一番活躍してもらいたい選手です。
西 伸幸 選手 (32歳)
神奈川県川崎市出身。白馬村スキークラブ所属。
子供の頃に両親に連れられて行ったスキー場で、スキーの楽しさに目覚め、
中学生になる頃には、千葉県船橋市のスキー施設「ザウス」に週3日以上も通って
練習に励んでいたのだそうです。
その後、スキー選手を目指し、名門長野県白馬高校へ進学。
下宿生活を送りながら、高校2年生の時にジュニア世界選手権へ出場し、優勝!
こんな経歴を知った私の感想は、西選手は、
“モーグル界の凄いエリート”なんだなぁ・・・
と感じました。
エリートって、私のなかでは、誰よりも多く練習を積んだという、
高いプライドを持った冷静な人っていうイメージがあったのですが、
西選手、壮行会の締めの挨拶では、
「宣誓!私、西伸幸は、皆さんの思いを胸に平昌オリンピックで魂の滑りをしてくることを誓います!」
出典 http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20180124-OHT1T50135.html
と、なんとも熱い宣言をしてくれたそう!
素敵なギャップ(笑)
また、16年には膝靭帯断裂の大怪我をするも、翌年には復帰。
膝靭帯の断裂と言うと、引退を余儀なくされる選手もいるほどの大怪我です!!
復帰の裏には信じられないほどの努力と精神力が必要だったと思います。
苦難を乗り越えて、平昌オリンピック!活躍を期待しています。
原 大智 選手 (20歳)
東京都出身。チームジョックス所属。
中学卒業後、カナダのスポーツ専門学校「ウィスラー」に進学。
海外遠征っていうのは、まぁ耳にしますが、スポーツの道で海外に進学というのは、
なんか物凄い選手だなぁと感じました。
しかも中学生の時点で海外留学を決めていたことになりますので、
スキーへ注ぐ想いの強さは計り知れません!
2017年冬季アジア大会で準優勝していますが、
この大会の優勝者が、堀島選手。
ふたりは同世代ということもあり、バチバチのライバル意識もありそう。
平昌オリンピックについては
「(両親に)オリンピックで表彰台に立つ姿を見せたいという思いで
やってきた」「オリンピックでの優勝が、競技人生の全てだというくらいに感じている」
引用 日大スポーツ アスリートインタビュー「Vol.024 モーグル原大智×ハーフパイプ平野歩夢」
とコメント。
留学を経験させてくれるなど、全面的に自分を支えて応援してくれた両親への
感謝の気持ちが人一倍強いよう。
両親のために金メダルを!なんて、親孝行な選手!
オバチャン、応援してますよ!!
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平昌オリンピック モーグル日本代表男子 メダル予想
代表4選手について、それぞれ調べてみて私が思うこと。
うん、どの選手が表彰台に立っても、不思議ではないよね、ということです。
若手の堀島選手、原選手は、経験は浅くともフィジカル面はかなり充実しているなぁ
というように感じます。
特に堀島選手は、一番直近の大会で優勝していることもあり、メダルの最有力候補ではないでしょうか。
一方、ベテラン組となる、遠藤選手、西選手。
遠藤選手は3度目のオリンピック、西選手は男女唯一の2大会連続世界選手権メダリストと、ふたりともかなり豪華な経歴!
そんな光の当たる面だけでなく、怪我の苦しみも経験。
最後に気力の強さが物を言う厳しいトップレベルの争いでは、
このふたりの底力が大いに発揮されるのではないかと期待しています。
個人的には、プロフィール紹介でも書きましたが、今季引退を表明している遠藤選手に、
金メダルの大金星をあげてほしいなと、強く思っています!
まとめ
今回は、平昌オリンピックのなかでも一番注目している競技、
スキーモーグルについてご紹介させていただきました。
今回のモーグルだけでなく、スキー種目全般的に、
北欧などの寒い国のスポーツということで、日本人選手の活躍は目立っていないように
感じていたのが正直なところ。
ですが、ビックリ!
モーグルの世界トップ選手のおよそ9割が、日本製のスキー板を使っているのだそうです!
モーグル界で、実はこんなにも大活躍していた日本製品!
スキー板がこんなにも選手に貢献しているなかで、日本人選手が
活躍しないわけにはいきませんよね!
平昌オリンピックでは代表4選手にメダルを獲ってもらい、
名実ともにスキー界の地位を築き上げてもらいたいものです。
皆様も是非、男子スキーモーグルにご注目くださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。