あなたは初詣に行くのは神社?お寺?どちらに行きますか?
私は初詣!と聞くと神社がすぐに思い浮かびますが、お寺にも初詣はあります。
初詣にお寺に行ったことはないのですが、そもそも神社とお寺ってどう違うの?
両方初詣に行ってはいけないの?と疑問が沸き、正しくはどうしたらいいのか
興味が沸いたので調べてみました。
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初詣ってそもそも何?
新年になって初めて神社やお寺などにお参りし、これから一年の幸せを祈願することを
初詣または初参りといいます。
自分の住んでいるところから見て、その年の吉方(縁起の良い方角)にある神社や寺院に
お参りする「恵方参り(えほうまいり)」が初詣になったという説もあるみたいです。
ちなみに来年の吉方は
「南南東 やや右」
やや右って・・・ちょっといい加減ぽいです(笑)
この「南南東 やや右」の方角が
節分の時に恵方巻を食べる時に向く方向なんだそうです。
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初詣に行く神社とお寺は何を祀っているの?
神社は日本の神様、アマテラスや八百万の神が祀られています。
八百万の神とは日本書紀のなかで八十神と記されてるんですが、多いな~という印象です。
(千と千尋の神隠しで千が迷い込んだのも、八百万の神が住む世界でしたよね。
怪物のような姿かたちで、ちょっと私の思う神様とは程遠いイメージでしたけど・・・)
神社の扉が閉まっていてご神体を見ることができないのは、神様が宿った石や鏡や刀が
しまってあるためだそうです。
お寺は仏教の施設で仏様が祀られています。
(お釈迦さま・阿弥陀さま・観音さま)
仏様はもともと私たちと同じ普通の人として生まれた人間でした。
ゴーダマ・シッダールタという人物が悟りを開いて仏様になったのです。
世の中のあり方、死後どうなるか、生まれ変わりはどうなるか?などの教えが仏教です。
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初詣に行く神社とお寺で参拝方法の違いはある?
神社の入口には鳥居があります。
鳥居は神の世界と俗界を隔てる(結界)門として存在しています。
鳥居をくぐるという事は結界の中に入るという事です。
鳥居をくぐり神社の中に入るとちょっと気持ちが引きまりませんか?
神社での参拝の方法は
鳥居をくぐる前に一度深く頭を下げます
くぐる時に敷居があるときは踏まないように気を付けてくださいね。
参道の中央は神様が通るところなので通ってはいけません。
向かって右は上位とされているので左の端を歩いてください。
参道の真ん中を歩いている人を見かけますが、
真ん中が神様の通り道だということを知らないのかもしれませんね。
手水舎で手や口を清め本殿に向かいます
軽く頭を下げ、鈴を鳴らし賽銭を入れます
(賽銭は投げ入れてはいけないそうです。そっと入れてください。)
2回お辞儀をします(二礼)
拍手を2回打ちます(二拍手)
手を合わせて祈願します
深くお辞儀をします(一礼)
鳥居を出てから振り返りもう一度頭を下げます
・・・朱い大きな鳥居のある神社を見かけることがありますが、とても絵になりますよね。(最近でいうインスタ映えでしょうか?)
お寺では山門が入り口です。
神社の鳥居と同じで境界を区切る「結界」の役割があるのです。
山門の両脇に怖い顔をした仁王像がいたりするのを見たことありませんか?
子どものころは本当に怖くて、目が合うと怖いので下を向いて通りました(笑)
仁王像は悪いものが入らないように見張っているのでしょうか?
結界が張られているという事は、悪いものは入れないという事です。
私の住んでいる街の神社やお寺の中でポケモンGOを起動しても、モンスターは現れません。
結界が張られているからだそうです。設定が面白いですよね。
しかしモンスターは入れないのですが、悪い心を持った人間は入れてしまうんです。
初詣の混雑しているときは、特に注意してくださいね。
お寺での参拝の方法は
山門をくぐる前に一度浅く頭を下げます
こちらも、くぐる時に敷居があるときは踏まないように気を付けてくださいね。
手水舎で手や口を清めます
軽く頭を下げ鐘を付き、賽銭をそっと入れます
手を合わせて祈願します
軽く頭を下げます
※拍手は打ちません
山門を出てから振り返りもう一度浅く頭を下げます
私がよく行く神社は横に2礼、2拍手、1礼と札に書かれていて、
いつもその通りにしています。
他の神社にいってもどこかに書いていないものかと探してしまいますが、
大概はないですよね。今回しっかりと覚えました!
お参りの時の願い事は「今年こそ宝くじを当ててください」などといった見返りを期待したお願いをしてはいけないそうです。(毎年やっていました、汗 私、煩悩まみれです(笑))
昨年1年間お守りいただいた感謝の気持ちを伝え、
「今年はこういう事を頑張りますのでお守りください」と
お願いするものだという事なので、次回の初詣ではしっかりとお伝えしてきます。
絵馬を奉納する
願いごとを書いて奉納すると願いがかなうと言われています。
最近では干支が書かれている絵馬のほかに、かわいいキャラクターのものやハートが書かれた縁結び専用のものなども見かけます。
破魔矢を買う
厄除けの力を持つとされる縁起物です。
御朱印をいただく
参拝のあかしとして頂けるものです。
御朱印集めが流行っていますが、きちんと参拝してからお願いしないといけません。
スタンプラリーのように、ただもらうだけというのは、やはり失礼にあたりますね。
御朱印帳を持っている私ですが、気を付けていきたいと思います。
おみくじをひく、奉納する
おみくじについては、その場で結んで帰る人が多いですよね。
おみくじを結ぶ場所が設けられている場合はそこに結べばいいのですが、
枝にたっぷり御神籤が結ばれていて重そうな感じの木を見かけます。
春になったら芽吹く準備をしている木の枝を痛めないように注意してください。
「凶が出た時は結んで帰り、吉が出た時は持ち帰る」
「願いが実を結ぶように、すべて結んで帰る」
など、諸説あるようです
私は基本的には持ち帰ります。家でゆっくり読み返しなるべく胸に刻むようにしています。
まとめ
初詣は神社とお寺のどちらがいいのかは結論としては「どちらでもいい」です。
ただし、まずは自分の家の近くの氏神様に行くことをお勧めします。
そのあとは自分の置かれた環境や出来事によって選択してもいいのだと思います。
「七福神めぐり」があることを思えばそれぞれ神様のご神徳がありますので、
大漁豊作、商売繁盛なら大黒天を祀ってある神社へ。
芸能、学問の分野での成功と金運、財運を願いたいなら弁財天を祀ってある神社と
いう風にその年によって変えても、同じ年に何か所もまわってもいいでしょう。
神社やお寺に行った時に、「なんだかいい気分」と感じられるのなら
それは相性がいいという事です。
そういう場所を見つけられたら最高だと思います。