転んでしまったりしてけがをした時、あなたならどうしますか?
一昔前は、消毒液で消毒、「しみる~」となっていました。
が、今はキズパワーパッドで治す!が一般的。
そんなキズパワーパッド、いつまで貼っておくのがいいのでしょう?
張り替え時や、傷口を洗うのか?などなど、調べてみました。
目次
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キズパワーパッドの治し方・モイストヒーリングとは
私が小さかった頃は、
というドライヒーリングで治すやり方。
しかしこの方法だと
キズの治りが遅く、跡が残りやすいんです。
それには浸出液が関係してます。
浸出液はキズをキレイに早く治すというすごい力の持ち主。
傷口から出てくる滲出液が空気に触れたもの+血液が乾いたもの=カサブタ
新しい皮膚がこのカサブタの下にもぐるため、浸出液が少ししか出ません。
そのためキズの治りが遅く、キズ跡が残ってしまうという訳です。
一方、「ドライヒーリング」の反対として、「モイストヒーリング」という傷を治すやり方があります。
モイストヒーリングは?というと
体内から出る浸出液を最大限に活用して傷を早く治そう
とするものです。
傷口を絆創膏などでぴったり覆うと細胞が浸出液の中を動き回るので、
なめらかな表皮を早く再生でき、キズの修復が早くなります。
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キズパワーパッドの使い方と白くゲル状に膨らむ理由
キズパワーパッドの使い方をここでは軽く説明していきますね。
①傷口をしっかり洗います→ばい菌や異物を取り除く
この時、消毒液などは塗りません。洗うだけです
②清潔なタオル、またはガーゼ、ティッシュなどで水気を取ります。
もしも出血がある時は傷口を押さえて止血。
③傷口より大き目のキズパワーパッドを貼ります。
なぜ大きいのが良いかというと・・・
私が自転車で転んだ際、家には傷口より小さいキズパワーパッドしかありませんでした。
ないよりはまし!と明らかに傷口より小さいサイズを貼ったのですが、
浸出液は漏れまくる
傷口に粘着面があたり、剥がすときに痛い思いをする
傷口は半分治って、半分カサブタという悲惨な状態
となってしまったのです。
ですので、傷口には大き目のキズパワーパッドを貼ってください。
貼る時は、より粘着力を強めるために、個別包装から取り出したキズパワーパッドを
手で温めから貼るといいです。時間にして1分くらいで大丈夫です。
④キズパワーパッドを貼ってしばらくすると、キズパワーパッドが白く盛り上がってきます。
これは浸出液を吸収しているからです。
⑤傷口がふさがるまでしばらく経過を見ます。
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キズパワーパッドの交換のタイミング
経過観察をしている時に、滲出液が漏れてくることがあります。
漏れてきたら交換!!
ではありません。
BAND-AIDのHPには最低2~3日で傷を観察して交換。とありますが、
できれば毎日交換するのがおすすめです。
傷口からの滲出液は結構出てきますし、その浸出液と粘着面とで
皮膚がかぶれてしまうんです。
肌が弱い私はすぐかぶれを起こしてしまうので、貼りっぱなし・・というのは避けたいです。
キズパワーパッドを張り替えるときの注意点。傷口を洗う?
キズパワーパッドを交換するときに傷口は洗った方がいいのでしょうか?
はい。
洗います。
傷口の周囲に付いた浸出液を、軽く洗い流す程度で十分なので洗いましょう。
お水だとしみます。痛いです。
ぬるま湯でそお~っとやさしく洗い流してください。
そうすることで古くなった浸出液や血液を交換し、常に新しい浸出液で潤った状態が
保てます。
そしてそれが感染リスクを下げることにもつながっていくのです。
キズパワーパッドでわかる完治のサイン
毎日キズパワーパッドを交換していると、浸出液で白く盛り上がってくるのが、
小さくなってきます。
そのふくらみが目立たなくなったら、治ったということでいいと思います。
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まとめ
キズパワーパッドは少々お値段もしますので、毎日交換となるとコスパの面では
あまりおすすめ出来ません。
でもキズの治り具合や、傷跡などはドライヒーリングでのやり方と比べると断然いいです。
一番はケガをしないことですが、やはり家庭には常備しておきたいものの1つですね。