病院にかかり、処方箋を薬局に出すと
「お薬手帳はお持ちですか?」
と必ず聞かれます。
家にはあります。
持参するのをついつい忘れちゃうんですよね・・・
ですがこのお薬手帳、2つの条件をクリアーすれば安くなるんです。
でも反対に料金がかわらない場合もあるので、順番に紹介していきます。
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お薬手帳って?
そもそもお薬手帳とはなんでしょう?
病院で処方された薬だから安心!と思ってはいませんか?
薬にはリスクがあります。
お薬手帳には自分が今までに飲んでいた薬の内容が記されますので、
以下の項目を薬剤師さんが確認することで、服薬指導を適切に行ってもらえるのです。
・薬の重複
・過去にアレルギーや副作用を起こしていないか
・薬の飲み合わせ
薬の相談はやっぱり薬の専門家・薬剤師さんに聞くのが一番。
お薬手帳を持っていることで薬の履歴がわかり、専門的なアドバイスももらえます。
私は漢方薬何種類か飲んでいるので、飲み合わせと他の薬との兼ね合いを教えてもらった
ことがあり、大変助かりました。
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お薬手帳で安くなる場合
調剤薬局でお薬を受け取ると、保険調剤明細書というのも一緒にもらいます。
そこには点数が記入されており、その点数をもとに薬代を計算しています。
この手数が
50点→38点=12点
12点分安くする条件とは
この2つ
・6ヶ月以内に同じ薬局を利用。
・お薬手帳を持参
12点分とは3割負担の場合、金額では30~40円ほど安くなります。
処方箋はどこでも受け付けてくれるので、いつも利用している薬局に出すのが良いですね。
大きい病院にかかって、かかりつけ薬局処方箋を出しても薬がない場合は
取り寄せしてくれます。
取り寄せに時間がかかる場合は、キチンと説明してくれて親身になってくれます。
かかりつけ薬局でも6か月以内に行くことと、お薬手帳を持っていくのをくれぐれも
忘れないでくださいね。
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お薬手帳を持参しても料金が変わらない場合
せっかく、お薬手帳を持参したのに料金がかわらない場合があります。
それは
・初めての薬局
・同じ薬局で、2回目以降でも6か月以内に利用していない。
・大型薬局
大型薬局とは大病院の前にあり
特定の医療機関からの処方箋が9割を超えて、月に2500枚以上の処方箋の受付を
している薬局です。
お薬手帳忘れたら???
お薬手帳を忘れたら、薬代が高くなる!という事ではありません。
もともと「かかりつけの薬局」を決めて薬を管理するというコンセプトですので
それに協力してもらえるのなら、負担を減らしますよ。というもの。
手帳を忘れると高くなるのではなく、持参すると安くなるという事です。
子供こそお薬手帳
子供は病院にかかる機会が大人より多く、当然薬局に行く回数も増えます。
お薬手帳にお子さんの現在の体重を書き込んでおくと
病院で「お子さんの体重は何キロですか?」と聞かれてもすぐに答えられます。
子供は夜中に具合が悪くなります。
息子はぜんそくがあったので、夜中に何回も病院に運ばれました。
その際、お薬手帳に独り言のように
この粉薬はNG。錠剤と水薬はOK
薬が飲みづらくて飲まなかった!
吸入を何時にして、その後何分後からまた咳が始まった
熱は何度
食べたものや飲んだもの
などなど、色々書き込んでいたのですが救急外来でも役に立ちました。
走り書きで恥ずかしかったことを覚えています。
お薬手帳アプリ
紙でのお薬手帳を持ち歩くのは・・・というあなたには
お薬手帳アプリがあります。
様々な種類のお薬手帳アプリがありますので、ご自分が使いやすいアプリをダウンロードして
使ってみるのもいいですね。
まとめ
お薬手帳は薬の履歴を追うだけのもの!という認識でいましたが、そうではありません。
持参することで薬代が安くなったり、病院の先生や薬剤師さんとの情報交換が
スムーズにできたりと
メリットが多くあることがわかりました。
お薬手帳の使い方1つで節約にもつながってるんですね。
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