11月22日 NHK ガッテン!で鼻=嗅覚の特集をしていました。
内容はというと、嗅覚は衰えると「うつ」になってしまう可能性がある!というもの。
一体どういうことなんでしょうか?
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ガッテン!鼻=嗅覚は衰える?
視覚は、遠くや近くが見えなくなったな~。
近眼?老眼?などと自分でも自覚症状があるので、悪くなってきり、衰えたりしたら、
自分での気づきます。
聴覚にしても同様で、聞こえずらいな~など不便さを感じるので
こちらも自分で気づきますね。
しかし嗅覚も視覚や聴覚と同じように衰えますが、自分でわかることは少ないですね~。
それは
自覚がないだけ。
気づかないだけなんです。
ではなぜ自覚がなかったり、気づかないのだと思いますか?
それは
視覚=目から見た情報で臭いを感じた気になってしまっているからです。
我が家の子供たちは、お腹を空かせて学校から帰ってきますが、
テーブルの上に用意されたおやつや、ご飯などを見ただけで
「美味しそう!」と言います。
まさしく目からの情報で臭いを感じていますよね。
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ガッテン!鼻=嗅覚は衰えてしまうとどうなる?
ガッテン!の中であるネズミを使った実験をしていました。
それはネズミに天敵であるキツネの臭いのする紙を
箱に一緒に入れてみたらネズミはどのような行動をとるのか?というものです。
嗅覚の一部を失ってしまったネズミには全く変化がなく、ごく普通に行動をしていました。
特に恐がったり、ビクビクしたりする様子も見られません。
一方、正常な嗅覚を持ったネズミは怯えてしまい、箱の隅にうずくまっていたのです。
動物の嗅覚には身の危険を察知する能力も備わっているのです。
では私たち人間に関してはどうでしょう。
嗅覚が衰えてしまうと、とんでもないことが引き起こされてしまうんです。
それは
・食欲がなくなる
・元気がでない
・人付き合いが嫌
・筋力低下
・虚弱体質
これって「うつ」の症状に似ていているものがありませんか?
嗅覚の衰えがこれらの症状を引き起こすなんて、驚きしかありません。
嗅覚の衰えると臭いのしないので食事が美味しくない、
美味しくないので食べないと元気が出ません。
同じく食べないので筋力が低下したり、虚弱体質になってしまいます。
そして何より私が驚いたのは、時間認識の臭いが分からなくなってしまうことです。
時間認識の臭いとは、朝、夕方、雨、太陽などを指しています。
そういえば雨が降りそうな時は臭いでわかる時がありますし、
布団を干した時の布団からの太陽の臭いが心地よくて、布団にダイビングしたりして
昼の太陽のありがたさを感じたりします。
そういったことが衰えてしまうと、全てにおいて面倒になってしまうのも納得できます。
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ガッテン!鼻=嗅覚を衰えさせない予防・改善トレーニング
衰えてしまう嗅覚
何とかならないのでしょうか?
安心してください。←古いですねっ。
超お手軽、時間もお金もかからない、そして今すぐできる予防・改善トレーニングが
あるんです。
それは
何でもにおいをかぐ
これだけです。
えーーーー。
こんな方法で嗅覚の衰えを改善出来るんでしょうか?
何でもにおいをかぐ!というのにも、やり方がちゃんとあります。
闇雲に、においをかぐのはNG
臭いをかぐ時に
これは○○のにおい。
と、においと物を脳にキチンと認識させるんです。
そうすることによって記憶の回路のネットワークが広がり、
においを認識しやすくなっていくのです。
コーヒーを飲むときも
コーヒーの良い香り~と脳に刺激を与えてから飲んだりするのが効果的です。
まとめ
嗅覚は視覚や聴覚に比べ、正直あまり意識しないところでした。
が、衰えてしまうと「うつ」に似た症状が出てしまう。
そういった場合、「うつ」などを疑ってしまいますが、嗅覚に問題があるかもしれない!と
違った視点から見てみるのも良いかもしれません。
そして嗅覚は簡単に予防・トレーニングで回復できるものなので、まずは認識しながら
においをかぐトレーニング、これをして嗅覚の衰えを最小限に食い止めるようにしていきたいものです。