地方公務員の仕事内容って具体的には何をするのか詳しく調べてみた。

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仕事には様々な種類がありますが、
一般的に

公務員

と呼ばれる方々、一体どんなお仕事をされているのかご存知ですか?
公務員にも国家公務員・地方公務員と種類があり、
地方公務員には級と呼ばれる階級が存在。
昇給にも影響があるとかないとか・・・

息子の学校でも、地方公務員になりたい!という子が多くいます。
いままでは、地方公務員と聞いても正直興味がなかったのですが、
その職業に就きたい!と思う子を目の当たりにしたこともあり
地方公務員について詳しく調べてみることにしました。

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地方公務員と国家公務員の違い

公務員には地方公務員と国家公務員の2種類です。
ザックリ説明すると

国家公務員・・・国の運営に携わる業務
地方公務員・・・住民の生活に携わる業務
こんな感じ。

国家公務員は国の運営ということで国家機関に勤めます
各省庁や裁判所・国会などがそれ。
国際社会にも対応するのでプロジェクトなどはかなり大きい。
グローバルに活躍したい!という方が国家公務員を目指しているのにも納得。

地方公務員は地元密着。
県や市役所などの各自治体に勤めます。

地域住民からの意見を集めたり、地域活動で一緒の活動をしたりと地域密着型。
プロジェクトなどは地元密着ということで
最初から最後まで携わることも不可能ではありません。

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地方公務員仕事内容

地方公務員は

地方公共団体すべての公務員

と地方公務員法で定められています。

その仕事は多岐にわたっているのですが、大きく3つに分けることが出来ます。

行政職・・・・・主に事務職 役所の窓口・公立学校の事務員など
技術職・・・・・主に理系出身者が多い。
        専門知識を生かし、土木や建築、公共機関の設備の管理など。
その他専門職・・学校の先生・警察官・消防士・児童相談所など

地方公務員仕事内容 初級

地方公務員には

初級
中級
上級

という3段階。

ここで説明する初級とは
高校卒業程度で受験可能。
試験問題も比較的難しくないという意見も。

試験へのハードル自体はあまり高くないかわりに、
受験するのに年齢制限があります。

そして初級では昇給に期待が出来ない!というデメリットが。

それは仕事の内容。
地方公務員初級は

窓口業務

が一般的。

窓口業務は地域住民などが窓口に来た際に対応する業務で
提出された書類のチェックや申請書の発行などが主。
地道な作業ともいえます。

ですが、記入もれ・ミス・添付書類間違いなど
気の抜けないところも多く、慣れるまでには時間がかかることも必須。

こういった業務こそ大事だと思うのですが、
なかなか評価されない!というのはちょっと考えものですね。

このことからも給与の面から見て、

昇給はあまり望めない!

というのが現実。

高校を卒業して早く働きたい!という方には
倒産などもなく、いわば安定企業。
週休2日で基本的に土日休みなので、早く社会人になりたい!という方が
志望しています。

地方公務員仕事内容 中級

中級の事務職は公立学校事務や警察学校の職員など範囲が広がります。
これは出来るだけ長く続けて欲しいという、採用側の思いがあるようです。

土木・建築・電気・農業・水産・林業などの技術職も中級となります。

試験は一部の自治体が募集している程度。
受験資格も専門知識を勉強してきた、
工業高校や農業高校・高専・専門学校・短大卒以上となります。

専門知識+有資格者ということで
保育士・司書・栄養士・臨床検査技師・診療放射線技師といった職種も中級者に入ります。
技術職としては土木や建築・公共機関の設備管理など。
また初級と同様に窓口業務も行います。

ですが募集自体が少ないのでかなり狭き門。

ですが反対に専門知識なら大学卒は???と思われますね。
私も同様に思いました。
大卒の専門知識を持った若者は、大手企業を志望することが多いというのが現状です。

公務員

地方公務員仕事内容 上級

地方公務員の上級は
都道府県庁・東京都特別区・政令指定都市に勤務します。

市民マラソンランナーで埼玉県庁勤務の

川内 優輝選手

も地方公務員。
勤務先が県庁、ということで上級ですね。

織田裕二さん主演の

『県庁の星』

という映画がありましたが、ここでの織田裕二さんも県庁所属の
上級地方公務員ということになりますね。
県庁の星は配信されていませんが
織田裕二さんの代表作 踊る大捜査線の劇場版はこちらから↓↓↓

上級は大学卒業程度が受験資格ですが、絶対に大学を卒業していないとダメなのか?
というとそうではないです。目安としてですので参考にしてください。

地方公務員は前にも述べましたが、地域密着。
地域住民の声を聞き、そこから検証などを繰り返し、政策を決めます。
そこから議会へ提案。
協力や支援をしていきます。

よりより自治体にするための足がかりとなるような仕事をするのが上級の役割。
一般的な事務作業だけでなく、あらゆる視点から今の自治体や今後の方針について
考え、立案するという重要な立場でもあります。

また上級という名の通り、初級・中級よりも1歩も2歩も上を行くことを
期待されています。

公務員を目指す方はこちらから

まとめ

公務員と言っても国家公務員・地方公務員とありました。
また地方公務員には階級制度があり、その階級によって任される仕事もスケールも違います。

初級にいたっては、仕事や給与上で大きく下剋上を果たせるようなことは、
いまのところありません。

安定しているとはいえ、シビアな現状を目のあたりにしました。

ですが、中級・上級ともなれば、専門知識や資格等でより仕事の幅が広がります。
上級ともなれば議会へ政策の提案も出来るというスケール。

地方公務員は地域住民の為に様々なことをしてくれているんだなと
この記事を通じて感じました。




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