新しく社員の方が入社されたら、雇用保険加入の手続きをしますね。
その時必要となるのが雇用保険被保険者資格取得届です。
私が雇用保険関係を担当したばかりのころは、何をどう書いていいのか
全くわかりませんでした。
ですので、今回は雇用保険被保険者資格取得届の記入例を中心に、
こんな時どうする?といったこともお伝えしていきます。
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雇用保険被保険者資格取得届の記入は鉛筆?ボールペン?
ハローワーク適用課に提出する書類の中には、鉛筆書きでも良いものがあります。
この雇用保険被保険者資格取得届も実はその1つです。
この事実を知った時、私は思わず小躍りしたくなりました。
だって書き損じたら書き直しですよ。
鉛筆だったら消しゴムで消せるので、うっかり間違えてしまっても大丈夫なんです。
すごくほっとしたのを覚えています。
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雇用保険被保険者資格取得届の記入例
雇用保険被保険者資格取得届は鉛筆で記入OKですので、鉛筆で書きます。
今回は、見やすいようにマジックで記入しました。
では①から順番にご説明します。
①個人番号 マイナンバーの番号
②被保険者番号 入社する人の雇用保険番号。
③取得区分 前職で雇用保険に加入していた方は2
④被保険者氏名 加入者の名前 漢字
⑤フリガナ カタカナで
⑥性別
⑦生年月日
⑧事業所番号 あなたの会社の雇用保険事業所番号です。
⑨被保険者となったことの原因 前職で雇用保険に加入していた方は2
⑩賃金 給与額
⑪資格取得年月日 入社日
⑫雇用形態 正社員は7
⑬職種 事務で入社する方は3
⑭就職経路 私はいつも4にしています
⑮1週間所定労働時間 1週間の労働時間
⑯契約期間の定め 正社員の場合定めがないので2
⑰事業主 あなたの会社の社印
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雇用保険被保険者資格取得届の記入時の注意点
ここでは記入時の押さえるべきポイント3つと内緒話的なことも、こっそりお伝えします。
まず、
②被保険者番号
雇用保険番号がわからない人については履歴書を添付
こちらは履歴書でなくても職歴(これは必須)がわかればよいので、職歴書でもOK
⑤のフリガナ
雇用保険番号は実は生年月日・カタカナ・職歴で管理されています。
ですので、漢字が仮に間違っていたとしても、あまり重要視されません。(内緒の話)
間違ってはいけないのは、生年月日・カタカナ・職歴です。
まれに、同じフリガナ・生年月日という方がハローワークの検索上出てきた場合、職歴で判断しますので、被保険者番号がわからない場合は添付書類を必ず付けてください。
⑮1週間所定労働時間
パートの場合ここの時間が30時間未満だと短期雇用被保険者となります。
今後ハローワークなどに資料を提出しなければならないとき、この短期雇用被保険者が重要となってきますので、ご注意ください
こぼれ話
⑩賃金
こちらの賃金額も参考程度なので、キッチり計算しなくてもおおよそ金額があっていたら
OKです。
まとめ
雇用保険被保険者資格取得届の記入時の参考になりましたか?
記入するところが多いですが、1つ1つパズルを埋めるように書いていくと書きやすいかも知れません。
何枚も書いているうちに、スラスラと書けている自分にビックリしちゃいますよ。
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